夏季研修旅行は富士山周辺で、三つ峠山、函南原生林を訪れました。
両日とも好天に恵まれ良い山行と学習ができました。
スケジュール | ||
9月28日(土) | 7:00 | 川根本町役場前をマイクロバスで出発。 |
8:00 | 島田旗指IC。 | |
8:30 | 藤枝谷稲葉IC。 | |
9:15〜12:00 | 静岡唐瀬IC→新東名→富士IC→朝霧高原→河口湖(昼食)。 | |
12:10〜14:00 | 三ツ峠登山口→三ツ峠山。 | |
14:15〜15:50 | 三ツ峠→三ツ峠登山口。 | |
17:00〜19:30 | 山中荘着、入浴(紅富士の湯)、懇親会。 | |
9月29日(日) | 7:30〜9:00 | 朝食、山中荘発。 |
10:00 | 道の駅「ふじおやま」で杉山さんと合流。 | |
10:30〜11:15 | 道の駅「ふじおやま」→箱根用水→湖尻峠。 | |
11:15〜13:00 | 湖尻峠→芦ノ湖スカイライン→函南原生林入り口(昼食)。 | |
13:00〜15:30 | 杉山さんの案内で函南原生林見学。 | |
15:30〜16:30 | 函南原生林→フルーツパーク→伊豆縦貫道→新東名沼津IC。 | |
16:30〜19:00 | 新東名沼津IC→静岡IC→唐瀬IC→旗指IC→川根本町。 | |
9月28日(土) 12:00 三ツ峠登山口にて。参加者16名。 |
12:00 マイクロバスの前で。 標高は1300mほど。 |
三ツ峠登山口の看板。 山頂は1786.1mとある。 |
山小屋に荷物を運ぶ Jeepが上ってきた。 |
13:15 小休止。 | 外人さんに会った。 米国ミネソタから。 |
13:40 眼下に桂川を望む。 |
頂上付近は電波の反射板が目立つ。 | 三ツ峠山はロッククライミングのメッカ。 | 清八峠の間から甲府盆地を望む。 |
富士山頂はあいにくの雲の中。 | 14:15 90才を真ん中に山頂で。 | 14:20 下山開始。 |
山田さんの前では内海さんも ハナタレ小僧? |
15:50 下山。 | 19:00 山中荘での夕食。 |
○山梨百名山の三つ峠山は、都心からも近く日帰り可能で多くの登山客で賑わいます。
○ロッククライミングでも有名で、名立たる登山家も海外へ出る前に、ここでウォーミングアップをするようです。
○宿泊した「山中荘」の近くには日帰り温泉施設があります。→「紅富士の湯」
○土曜日で、観光バスもいて「川根温泉」以上の混雑でしたが、湯船から眺める富士山が売り物です。
9月29日(日):山中荘→箱根用水→芦ノ湖→函南原生林→沼津IC→川根本町。
5:45 山中湖の夜明け。雲が… | つかのま現れた富士山頂。 | 釣り人は朝が早い。 |
そのボート。白い箱は30万円は するGPS付き魚群探知機。 |
6:00 スワンもやってきた。 | 7:30 朝食。 |
朝食後の後片付け。 | 9:00 山中荘を出発。 | 山中荘の羽田さん夫妻に道を 確認する運転手の榊原さん。 |
東富士道路を行く。 富士山も見え始めた。 |
箱根用水は俗称。下記参照。 | 11:10 湖尻峠。向こうが仙石原。 この下に隧道が通る。 |
駿河湾と三島市街。 沼津アルプスや香貫山も見える。 |
スカイラインから 久しぶりの芦ノ湖。 |
昼食後、杉山さんの案内で 函南原生林へ。 |
原生林入り口の 「紫水湖」は人造湖。 |
13:15 「不伐の森」の碑の前で。 | 1周2時間から2時間半。 原生林は230ha。 |
13:40 分岐点。山田さんは ここで待っているかと思ったが… |
しばらくすると… | 樹齢500年と読める。 |
管理者の許可を取って 柵の中に入りました。 |
樹高の高い木が多い。 | 観察路は良く整備されていたが 階段も多かった。 |
サルノコシカケがこんなに 多いとそろそろ寿命。 |
先頭に山田さん。結構Up Down があり歩き甲斐もある。 |
下を歩く人と較べてみると… 樹高はおよそ25m。 |
14:30 まぼろしの大ブナの 展望地で休憩。 |
樹高24mの大木はH17年に その700年の生涯を終えた。 |
これはヒメシャラ。曲った 枝葉がヒメシャラらしい。 |
15:00 周回を終え一休み。 | イヌ…何とかは下記参照。 | 15:45 帰路につく。 |
○箱根用水の正式名称は「深良用水」。杉山さんに用意していただいた資料をご覧下さい。→「深良用水の歴史」
○湖尻峠の下に隧道を掘り、芦ノ湖の水を深良の沢に導入したのが1660年代。3年半で完成したそうです。
○芦ノ湖スカイラインからは駿河湾が一望できました。霧の多い所で一望できることは少ないようです。
○函南原生林はこちらのHPを参照願います。→「不伐の森」
○面積230haは、私たちの植林した「はばたきの森」が約1haなので、比較するとその広大さが解ります。
○「大ブナ」は昭和63年に環境庁に「日本一のブナ」と認定され見学者が急増し、寿命を縮めました。
○内海さんの説明で、イヌガシ、イヌツゲ、イヌマキ…と「イヌ」の名前のつく木は、材としてはワンランク下になるとのことです。
○2日間を完歩された、90歳の山田さんには言葉もありません。戦争を生き抜いた人はやはり違います。
○また、事前に調査や資料を用意していただいた杉山さん、ありがとうございました。
○世界文化遺産に登録されて恥しかったのか、富士山は雲に隠れていました。
○それでも2日間とも好天に恵まれ、「展望台造り」の疲れを癒す、気持ちの良い研修旅行となりました。
○今回の会費は\15,000。約\3,000程余りましたが、展望台の費用として会に寄付させていただきました。
途中で出会った高山植物。
花の名前に誤りがありましたらご連絡ください。
サラシナショウマ(更科升麻) | カイフウロ(甲斐風露) | ミヤマアザミ(深山薊) |
マツムシソウ(松虫草) | ウメバチソウ(梅鉢草) | ヤマボウシ(山帽子)の実 |
ツチアケビ(土通草)の実 | フジアザミ(富士薊) | カラカサタケ(唐笠茸) |