白羽山はばたきの森に集う会

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前へ     H21年11月15日(日)  次へ

本日は「秋の県民大作戦」で小屋造り、フィールドチェック、木の学習を行いました。

スケジュール
09:30〜10:00 はじめの会、「県民大作戦」趣旨説明。
10:00〜12:00 小屋床板張り、「はばたきの森」フェンス補修、「彩の森」補植、豚汁作り。
12:00〜13:30 昼食。
13:30〜14:00 木の学習。
14:00〜15:00 小屋造り。終りの会。
小屋の床板も張り終えて全員で記念撮影。前列右端が工事をしていただいた松本さんです。
県内の若者にも集まっていただき、 会員の参加は28名。 NPOの多田さん他、本日の特別ゲスト。
小屋の床板張りグループは松本さんの 指導で床板を丁寧に張りました。 最後は全員で釘打ち、完成。星三つです!
「彩の森」の補植グループ。 「はばたきの森」のネット修復グループ。 林道途中でシメジも収穫。
ツルリンドウの実。 昼食時に舞って来たアサギマダラ。 豚汁班はシメジも入れて100杯分を用意。
オムスビも全部で100個。 昼食後は紅葉の中「木の使い方」の学習。 大石さんからは内モンゴル植樹の話も。
庇(ヒサシ)は1mと長く耐食性のある芯材。 レーザー加工の看板も出来て、 次回のために養生をしておきました。

○本日の特別ゲストは、東京からNPO法人の多田さん、川勝県知事の代理で県森林課から長谷川さん、ササユリ、イカリソウを寄付していただいた久野脇の西村仁一さん、小屋造りをお願いした松本さんです。
○小屋の材料:柱と根太はヒノキ、床板、梁などはスギ。床板は全部で約120枚を用意しました。いずれも地元産の木材利用です。
○「彩の森」には、コナラ、モミジ、ヤマボウシ、ツツジ、ササユリ、イカリソウなどを補植しました。
○山田さんの話では、シメジはサクラのホダ木によく出てくるそうです。
○昼食後は清水さんにスギ、ヒノキ、コナラ、の木の使い方などを教えていただき、また大石さんから、中国内モンゴル自治区でのポプラの植林(緑の協力掛川隊)の体験談もお聞きしました。

以下、NPO法人「活木活木森ネットワーク」から参加された多田さんから感想をお寄せいただきました。

○現地でお話を伺って感心したのは、会員の方が60名ほどいらっしゃるうち、活動にはたいてい20数名は集まる、しかも夏の下草刈りという重労働時にも 20名を下回ることはないという、その意識の高さでした。
○森林ボランティアグループは数あれど、長く続けて行かれるところは そんなに多いわけではありませんし、活動の人集めには皆さん苦労されている話を聞きます。 森作りを始められてすでに10年、その期間に会員さんの子どもたちも 代替わりしながら参加している、という話もお聞きし、 改めて「はばたきの森」さんの魅力の強さを感じました。
○斜面に植えられ、ネットで広い範囲をぐるりと囲われたスギやヒノキ、その他の様々な広葉樹を、わが子のようにいとおしそうに手をかけていらっしゃる会員の方の姿に、森作りは人間形成そのものだなあと思いました。 育てる方も育てられている、やればやるだけかえってくる、人としての視野、視点が広くなる作業なのだと。
○また、今回の地域材によるあずま屋作りが、活動をされる皆さんに大いに役立ちそうな企画であることが、とてもうれしく思いました。釘打ちを終え、完成を見たあずま屋に寝転がって「あたたかいね」「木のいいかおりがするね」と言う皆さんは、本当にいい顔をしていました。ここでいろいろな話が繰広げられることを、期待しています。 今回、ちゃっかり皆様の中にお邪魔させていただきましたが、またゆっくりお話も伺いたいと思います。
○会長の小澤さんにもとても暖かいおもてなしを受け、これこそが 「はばたきの森」さんの強さの秘訣なんだろうなあと、つくづく思いました。
○本当にありがとうございました。あずま屋が活躍する写真なども、この先アップされていくことを、楽しみにしております。(ススキ野原を見渡せる、とてもステキな場所に建てられているので、お月見も楽しそうですね!)

以上本日は63名(会員28名、県内若者20名、一般15名)。ご苦労様でした。

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